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| ④甲状腺：自覚していたバセドウ病諸症状 |
バセドウ病を体験していた会社の同僚から、
もしかするとバセドウ病かもしれないと指摘してもらって、
その同僚から、「他に気になってる症状はありますか？」と聞かれて、
自分が自覚している、何かが変だと感じていることを吐き出します。
それらは全てバセドウ病特有の諸症状なのです。
そして、これらのバセドウ病特有の諸症状は、バセドウ病治療薬を飲めば、
数週間で治まります。
・手が震えてしまうため小さな字が書けなくなる
手が震えている頃に書いている手帳の文字は、いつもより大きめの字ばかり。
ペンを持つ手が震えてしまう為、ここに書こう！と思っても、ペン先が定まらず、
字を書こうにも、横一画を小さく書こうとしても、震えているので大きくなってしまい、
結果、小さな字が書けなくなってしまうのです。
この、ブルブル手が震えてしまうのは、バセドウ病の代表的な症状。
病院で先ず最初にやるのは、両腕を前に伸ばして静止させる動作確認。
前へならえ！っていうあの動作。
バセドウ病の症状が酷いと、静止させようとしても、ブルブルと小刻みに震え、
震えを静止させることができません！
・横棒を書くと、横棒が波線になってしまう（＾＾；
仕事で、アンダーラインを赤いペンで引くという、簡単な事なのに、
アンダーラインが波線になってしまうのです！！（＾＾；
長ければ長いほど、それはそれはみごとな波線になるのです（＾＾；）
最終的には、漢数字の「一」が書けなくなるぐらい酷い手の震えに、
けっこう長い間悩まされ続けるのです。
バセドウ病を患っている事に気づかずに放っておくと、震えは全身へと広がります。
・夜、静かに椅子に座っていると、
自分の意識とは全く関係なく全身がガタガタと震える
ちなみにこの震えは止めようと思っても止められません。
腿を手で押さえても震えはおさまらず、右手を左手で押さえても震えるばかりで、
何が何だか分からず、怖いの一言に尽きます。
・排便の回数が1日に5回とか6回！
間違えないでくださいね！便が５回ですよ！異常ですよね！
バセドウ病は、とにかく代謝が激しく、身体の新陳代謝速度が速くなるので、
消化の速度も速くなっているせいで、排便回数も増えてしまうようなのです。
・いくら食べても太らない
排便回数が多い分、食べても太らないわけです。
太らなくてラッキー！なんて思いながら知らない間に大食いに！
まさか食べても太らない事実が、バセドウ病という病気だったとは！！（＾＾；）
・1食に2リットルの水または麦茶を飲む
1食2リットルですから、1日だと6リットルぐらい飲んでいることになります（＾＾；）
とにかくノドが乾くというか、水分を欲するのです。
自分ではバセドウ病だと気づいていないわけで、水分を多量に摂ることに、
何の疑問も抱いていませんから、飲んで飲んで飲みまくりの毎日です。
・気づいたらおびただしい汗の量
それは当然です！1日に6リットルの水分を摂取しているのですから！
特に夏場のトイレの中！両腕から汗が噴出して光るのです！
お風呂の後も、脱衣所に扇風機を置いて着替えないと、
あまりの大量の汗で、拭いても拭いても汗が止まらないのです！
この、大量の汗が出るのも、バセドウ病特有の症状なのです。
・冬でも薄着
12月の夜だというのに、ブラウス1枚でも歩けてしまうのです（＾＾；
ブラウスに薄いコートを羽織って、電車やバスを乗り換え歩きしていると、
車中で汗まみれになるのです（＾＾；
結果、バスや電車を降りると、上着を脱ぐという始末（＾＾；
今年の冬は暖かいな・・・と感じてるのは自分だけなのに・・・（＾＾；
・生理の周期が早くなる
これは、一概に、甲状腺機能亢進症（バセドウ病）によるものかは不明。
私の場合は、同時期に、子宮筋腫も患い始めていたようで、
そこにバセドウ病による代謝の高まりが重なり、生理の周期が早まっている、
そんな印象があります。
・生理の出血の量が急激に増える
これも、一概に、甲状腺機能亢進症（バセドウ病）によるものかは不明。
子宮筋腫を患い始めているせいで、出血量が増えている？のかも？
だけど、甲状腺機能亢進症（バセドウ病）になることによって、
全身のホルモンの分泌量が増えるということは否めませんので、
その影響で出血量などが増えることに繋がるのかもしれません。
・夜寝ても寝た気がしなくて、朝起きるとものすごく疲れている
もう、寝ているのが疲れるから、寝ない方がいい？とかって、
毎朝感じ、とにかく朝起きると、「あー、疲れたー」と、口走る毎日。
バセドウ病になると、脈拍数も速くなるので、
この疲れている時期に脈拍を計測しているなら、相当速いはずですが、
なにせバセドウ病であると気づいていないわけですから、
当時どのぐらいの脈拍数であるかは不明です。
バセドウ病であると発覚してから病院で測った脈拍数は100超え！！
驚きです！！
・冷房の吹き出し口の下にいても暑い
バスなどの冷房の吹き出し口に頭を突き出して、
冷風を直に頭部に浴びていても暑いし、汗が止まらない。
・会社内の暖房が暑く感じてツライ
暖房の設定温度は25度なのに、やたら暑くてしょうがない。
・人に何か渡すにも手が震えて仕方がない
ボールペンを渡そうとしても、ボールペンがプルプル震えちゃう（＾＾；
バスに乗ろうとしてバスカードを入れようとしても、カードを持つ手がプルプル。
結局、カードの先端が投入口に定まらず入れられない（＾＾；）
バセドウ病の症状が一番酷い時には、
パソコンのキーボードで入力を始めようとして両手を構えるその両手が、
プルプルプルプルと震えてしまう始末（＾＾；
とにかく、バセドウ病になると、なんでもかんでも震えてしまうのです。
・会話をしている声が震え始めて、話をしようとすると全身が震える
人と会話をするのも、恥ずかしくなるぐらい声が震えだしてしまうのです。
バセドウ病の症状が一番酷い頃を思い出してみると、
話をしようとすると声だけではなく、体も震えてしまい、そのうち、
全身が震えるようになり、これはちょっと異常だなと感じるようになります。
・バスに乗っていると吐き気をもよおすことが多くなる
今まで乗り物酔いの経験がないのに、会社の往復でバスに乗ると、
決まって数分後に吐き気が頻繁に襲ってくるようになり、
もしもの時に備えてビニール袋を携帯するようになります。
今になって思うと、この乗り物酔いの症状は、バセドウ病の症状が、
一番酷い時です。
・和式トイレで一度しゃがむと、立ち上がる時にどこかにつかまらないと立てない
ヒザが痛いとかじゃなくて、太ももの筋肉がダルくて痛くてプルプルしてしまい、
立とうと思っても立てない・・・そんな感覚。
トイレの壁、目の前にパイプがあればパイプ、手すり、などが無いと、
立ち上がることが出来ない！
何かにつからまないと立ち上がることが出来ない！！
これもすべてバセドウ病によって筋肉の代謝が異常に激しくなり、
筋肉が異常に疲労してしまってるから起きる症状のようです。
：ちなみに、上に書いてあるバセドウ病によくありがちな諸症状は、
：病院から甲状腺機能亢進（バセドウ病）を抑える薬を処方されて、
：薬の量の増量減量の微調整はあるものの、きちんと飲んでいくと、
：字や体の震え・排便回数・汗・疲労感・吐き気などは、
：いつの間にか、軽減されていました。
：生理時の出血量については、子宮筋腫やら肉腫という違う病気の影響で、
：出血量は増える一方という結果に。
・眠くないのに瞼が下がってきて目が閉じてしまう
眠くないのに瞼が下がってきて目が閉じちゃうんです！
完全ではないにせよ、とにかく、人としゃべってても、段々目が閉じてきちゃう。
テレビを見ていても、眠いわけじゃないのに、瞼が下がってきて目が閉じる。
眼球突出により、瞼が閉じてしまう症状があるようです。
・イライラしながら矢継ぎ早にしゃべることこそバセドウ病特有の症状
これら自覚している諸症状を、矢継ぎ早に早口で吐き出していく音函を見て、
会社のバセドウ病体験者である同僚は、
「まさに今、焦ってイライラしてしゃべっている状態が、
バセドウ病の症状特有のものなんですよ。
多分、ご自分では気づかれていないと思うのですが、
前へ前へ気持ちも体も乗り出してしまっているのです。
私もバセドウ病になって、後になって振り返って気づいたのですが、
音函さんと全く同じ諸症状が出ている状態でした。
早めに病院に行かれることをお勧めします。こうならない為にも・・・」
と言って、彼女は自分の首の傷痕を見せてくれたのです。
と、いっても、言われなければ気づかないぐらい、きれいな傷痕です。
今の段階ならバセドウ病治療薬だけで、なんとかなるかもしれないということで、
即、病院に行くことを決めるのです！
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