≫すべてを受け入れるということについて考えた・・・
がんの告知から5年以上経った今、いろいろな本や新聞やメディアや体験者談などなどから、見て聞いた事柄があります。終末期医療について、スピリチュアルについて、スピリチュアルセラピー、スピリチュアルペイン、メンタルヘルスなどなど。
そして、それら終末期医療、スピリチュアルについて書かれたものの中にあった、
スピリチュアル、魂、心、死、霊、浄め・・・などなどの、数々の言葉から得たものがたくさんあります。
その中で、だんだんと気づいて納得しつつあるものがあります。
それは、「すべてを受け入れる」ということについてです。
子宮筋腫、子宮肉腫、バセドウ病、シェーグレン症候群。
ひとつ病気を乗り越えるとまたひとつ病気になる、
また乗り越えるとまたひとつ病気になる。
何で自分だけ？何でこんなに病気になる？と、
肉体的にも精神的にもツライことが次々とおとずれて、
何で？どうして？と、考えることが多々ありました。
でも、たまに、自分よりもずっとずっともっともっとツライ思いをしながら闘病している人もいるんだと思うと、自分はなんて弱虫なんだろう？と、思うときもありました。
そんなときに、スピリチュアル関連の書物の中で、
「すべてを受け入れる」「気づき」というキーワードに出会いました。
すべてを受け入れるということを音函なりに考えたとき、先ず病気を受け入れてみようと思いました。
音函が子宮筋腫という病気になったこと。
音函が子宮肉腫という病気になって子宮と卵巣を失ったこと。
音函が甲状腺機能亢進症になって、首を切って手術したら、
甲状腺機能低下症になったこと。
音函がシェーグレン症候群になって涙と唾液が少なくなってきていること。
子宮と卵巣を失うということは、いくつになっても女性にとっては悲しい現実です。
次から次へと病気になっていくことは苦しい現実です。
でも、とにかくこれら肉体に起きているすべての病気を、いちど何も考えずに受け入れてみたのです。
次に、受け入れたものから何かを気づかせてもらう･･･ということを考えました。
スピリチュアル関連のいろいろな書物や記事を、見て聞いて、
またそれを自分なりに考えてゆきました。
そして、
この世に生を受けたものには
病気になってもならなくても、いつかは老いてゆき、
どんなに元気にしていても必ず衰えがあり、
必ず死という終わりがあり、
出会った人にも必ず別離がある
ということを、気づかせてもらったのです。
音函が死と隣り合わせの病気になり、そして、入院中同じように闘病し先に旅立っていった仲間の存在によって、気づかせてもらえたんじゃないかなと思います。
きっと、ただ普通に生活している中では、ぜったいにこんなことは考えもしなかっただろうなと思います。
そして、これらすべてのことが、自分の魂の成長のために与えられているのだと気づかせてもらったとき、これらの体験した病気すべてが、音函の肉体にとっては現在もツライ症状があってマイナスでもあるけれど、音函の魂にとっては、とてもプラスな良い出来事であったと思えてきたとき、がんになったこと、いつ死ぬかわからない不安、あとからあとから病気になっているという事実と不安などが、少しだけ軽くなった、というか、軽く思えるようになったというか、魂の成長のためだと思うとありがたいことだと思えるようになったというか・・・。
魂は、どの肉体に宿るかを既に決めている。
そして魂は、決めていた肉体に宿る。
肉体を持って魂はこの世に生まれる。
肉体を持った魂は、この世でいろいろなパズル（出来事）を揃える（体験する）。
肉体は滅びても魂は次のステージへと進むためにステップアップする。
この世でパズルを完成することができなくても、魂に戻った魂は、
次のステージに向かうパズルを完成させる。
そしてまたステップアップした魂は、どの肉体に宿るかを決める。
いろいろなことを見て聞いて、こういう風なことを考えていった音函は、
自殺とかそういう変な意味ではなくて、純粋に「魂にもどりたい」と思ったこともありました。
なんかまだよくわからないけど、なんとなく魂の存在というものがうっすらわかってきたような、
でもまだわからないような・・・。
これから先もずっと、受け入れと気づきについて、考えていこうと思います。
ありがとう･･･という言葉について考えた・・・
当たり前すぎる内容かも・・・
読んでみたいという方は
コチラからどうぞ・・・ |
|
